世界はこれを日記と呼ぶんだぜ

すきなことを書き留めます

長崎の阪神ファンへ、長崎ヴェルカ応援のすすめ

俺は生粋の虎党である。

生まれも育ちも長崎県佐世保市だが、阪神タイガースを愛している。

トラキチの父親の影響で、我が家の夜は阪神タイガースのナイターゲームが流れていた。

赤星、今岡、金本、鳥谷、JFK

このスーパースターを毎日見て、ファンにならない少年がいるか?

ちなみに父ちゃんは今沖縄に阪神の春季キャンプ見に行ってます。

仕事一週間休むらしい。

どんな会社やねん。俺も入れてくれ。

 

阪神タイガースはいい。

とにかくエンタメ性が高い。

嘘みたいな負け方したと思ったら、嘘みたいな勝ち方をする。と思ったら次は普通に負けて、その後嘘みたいな負け方をする。

そんで何でもかんでもニュースになる。

試合結果はもちろん、デイリースポーツの記者が熱量のまま書き殴った様々な記事が、毎日ネットニュースでどんどん提供される。

今シーズンも開幕前で春季キャンプが始まったばかりだが、記者が優勝を確信している記事をすでに5回は読んだ。

 

基本弱いのにたまーに滅茶苦茶強いシーズンがある。(そういうシーズンもなんやかんや大事なとこで負ける)

負けがこむともちろんイラつくが、「しょうがないな〜も〜」と思ってしまっている部分もかなりある。

なんというか、いとおしいチームだ。

俺はきっと死ぬまで阪神タイガースが好きだろう。

 

 

しかし、阪神タイガースを応援していく中で、いくつか問題点もある。

 

①本拠地が遠い

阪神タイガースの本拠地は関西だが、俺は現在長崎市在住だ。九州は当然ながらソフトバンクホークスの縄張りである。

基本的に阪神タイガースの話ができる人間はいない。ホークスとはリーグが違うため、選手も正直把握できてないので、野球好き!と乗ってきてくれたホークスファンと話すことがない。

さみしい。

 

②オフシーズンが暇

プロ野球ペナントレース期間は3月末〜10月末、日本シリーズまで入れても11月半ばまで。

11月〜3月までは暇である。

実際にはドラフトやら契約更改やらオープン戦やらあるが、やはり公式戦がないと退屈だ。

そもそもペナントレース期間は週6で試合がある。これはプロ野球の本当にすごいところで、ほぼ毎日阪神タイガースというエンタメを摂取できる!!

これがオフシーズンになると急にゼロになる。

キツすぎんだろ。

11月以降の阪神ファンはドラフト獲得選手の記事を読み漁ったり、YouTubeで大山のあまりにも美しい軌道のホームランを繰り返し見て涙ぐんだり、岡田新監督のモノマネをしたりして耐えるしかないのだ。おーん、おおーん、おーん。

 

③今の助っ人外国人がパッとしない

助っ人外国人が好きだ。

海を越えて日本にチャンスを掴みに来る、体のデカい男達が好きだ。

シーツが、ウィリアムスが、ブラゼルが、マートンが、メッセンジャーが、ゴメスが、オスンファンが、PJが、スアレスが、ボーアが大好きだ。

日本の飯を食ってニコニコしてたり、ヒーローインタビューでアリガトゴザイマス!って言ってるのを見ると心がぽかぽかする。

俺の中での永遠のエースはランディ・メッセンジャーだし、俺がプロ野球を見てきて一番泣いたのは彼の引退セレモニーだ。

しかし、近年の阪神タイガース助っ人外国人はイマイチパッとしない。特にバッター。俺はパワーに任せたスイングが、意外に上手い守備が、おっっそい足が、見たいんだ!!!

 

 

④いくらなんでも弱すぎるときがある

流石に笑えないくらい弱かったり、嘘みたいな捲られ方をして優勝を逃すシーズンが、たまーにある。マジで笑えねえ時がある。

 

 

この、阪神タイガースを応援するにあたっての問題点を解決する方法を俺は見つけました。

長崎のプロバスケットチーム、長崎ヴェルカを応援することです!

 

まず①の本拠地遠い問題、即解決!

近すぎる!

会場に行ける!熱量を持ったファン(バスケではブースターというらしいがいちいち変えるのはしゃらくさいのでファンとする)が近くにこんなにいる!

これは初めての経験だった、この一体感はいい。

 

そして②のオフシーズン暇問題

Bリーグ(バスケのリーグ)の開催期間は9月〜5月。

つまり、プロ野球のオフシーズンを完全カバーしてくれる。

週2回しか試合がないのはつらいが、バスケというスポーツの性質上、あの運動量で週6は絶対に無理なので仕方ない。

 

次に③助っ人外国人だ。

これが最高。各チームに助っ人外国人が3人くらいて、試合中のコートの中には常に2人はいる。

ハッキリ言って、日本人選手と比べて出力が違いすぎる。

速すぎるし、強すぎるし、高すぎる。

メチャクチャ速いスピードタイプもいるし、筋肉ダルマみたいなパワータイプもいるし、ただただクソデカい奴もいる。

迫力満点、パワー全開。外国人選手ならではの粗さみたいなものもしっかりある。

助っ人外国人大好きマンの俺からすると、これは最高のポイントだった。

イチオシはジェフ・ギブス選手。

とにかくパワーがえげつない。筋肉戦車。

40過ぎの選手なのにメチャメチャハードに動いてくれる。そしてお茶目。

メッセンジャー、あなたの魂はここに受け継がれていたのか…

 

最後の④チームの強さについて。

ヴェルカ、めっちゃ強い。

昨シーズンは3部リーグの初参戦年だったが、

45勝3敗で優勝して2部リーグ行きを決めた。

強すぎんだろ。パワプロペナントレース手動でやってんのか?

2部参戦した今シーズンも、半分ちょっと終わったところで26勝13敗の地区2位。

仕組みがよくわかってないが、このまま行けばプレーオフに出れてB1行きの可能性もあるようだ。

流石にB3の時のような圧倒的な強さではないが、しっかり強くて助かる。

やっぱり勝つことって、キモチイイんだよなあ〜。

 

 

長崎在住の阪神タイガースファンが長崎ヴェルカを応援するメリット、以上になります。

長崎ヴェルカから勝利の喜びを、阪神タイガースからお笑いを摂取するこの布陣、正直隙がありません。永久機関の完成です。

 

 

そして、バスケの試合の観戦がシンプルに楽しい。

試合中BGMがズンズン流れてるし、みんなで手拍子して応援できるし、何よりお互いガンガン点が入るのが爽快だ。

試合中のMCをやってる人の髪型と服装が胡散臭くて鼻に付くが(室内でも帽子を被ってる人間、何なの?)、見なければいいので問題ない。

休憩中にはフリースロー対決とか、ビンゴ大会とかイベントもあって楽しい。

狭い室内でやっているというのが影響しているのかと思うが、野球の観戦よりも一体感をすごく感じることができる気がする。

ちょっとでも興味のある方、是非是非一度会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

あ、巨人ファンは除く。